オスプレイはオフプレイにならないのか
先日沖縄でオスプレイが墜落しました。
アメリカ軍と日本政府は「不時着」という表現を譲りませんが、
機体の大破状況から判断して「不時着」は不適当だと言わざるを得ません。
しかし墜落から1週間を待たずしてオスプレイは再び飛行訓練を始めました。
確かに飛行訓練をしなければパイロットが機体の扱いに習熟せず、危険率は高いままなのは否めません。
しかしそれならば何故、住宅地の上を飛んだりするのでしょうか。
聞くところによれば、アメリカ本土ではオスプレイの訓練は住宅地の上では行われないそうです。
ひとつにはアメリカの国土事情があります。
アメリカの人口は日本の約2倍ですが、国土は10倍近くあります。日本はそれだけ人がひしめき合って暮らしているのです。
またアメリカは訴訟大国です。
事故が起きれば救急隊員より先に弁護士がやってきて、自分を雇えば裁判で勝たせてやると言う、
というジョーク(半ば本当らしいです)があるそうです。
つまり騒音や事故などによる訴訟の国家損失は、日本のそれを遥かに上回る可能性があるということになります。
日本の場合、裁判で勝てなくても弁護士は報酬を取るので(アメリカは成功報酬)、高くつく可能性が高いというのも現状です。
最後に「日本人が差別されている」という部分も挙げておかなければならないでしょう。
「日米地位協定」というものが日本とアメリカの間に結ばれていることは御存知でしょうが、
その実態はほとんどの方が御存知ないのではないでしょうか。
あれは言葉のまま、「アメリカと日本は上下の地位の関係にある」ということを取り決めてあるのです。
無論アメリカの方が上。
だからこそ、墜落したオスプレイのパイロットに対し日本は感謝しなければならない、
という屁理屈が米軍沖縄司令官の口から出てくるのです。
オスプレイがアメリカの宅地の上は飛ばないのに日本の宅地の上は平気で飛ぶのもそういう理由です。
確かにパイロットは余計な被害を出さないよう尽力はしたでしょうが、
それは軍人たる職務上至極当然のことであって、感謝すべき謂れのあるものではありません。
ではどうすればいいか。
答えは至極簡単で、アメリカ軍はアメリカで訓練し機体の扱いに習熟したパイロットだけを外地に派遣すればいいのです。
そんな悠長なことを言っている暇はない、という意見はあるでしょうが、
機体の扱いに習熟していないパイロットはこれまで通り、C130輸送機を扱えばいいのです。
飛行機は離陸・着陸の際ほぼ無防備になります。
その瞬間を地対空ミサイルやスティンガーなどで狙われたらひとたまりもありません。
オスプレイはその危険性を減らすことのできる代物ですが、
それ自体がウィドウメーカー(寡婦製造機)になってしまっては本末転倒です。
だからこそパイロットは操縦の習熟のため訓練にいそしむのですが。
少なくとも上記の提案通りにしていただいた方が事故率は下がると思うのですがどうでしょう。
上記の内容は沖縄県翁長知事宛にも送信しています。
アメリカ軍と日本政府は「不時着」という表現を譲りませんが、
機体の大破状況から判断して「不時着」は不適当だと言わざるを得ません。
しかし墜落から1週間を待たずしてオスプレイは再び飛行訓練を始めました。
確かに飛行訓練をしなければパイロットが機体の扱いに習熟せず、危険率は高いままなのは否めません。
しかしそれならば何故、住宅地の上を飛んだりするのでしょうか。
聞くところによれば、アメリカ本土ではオスプレイの訓練は住宅地の上では行われないそうです。
ひとつにはアメリカの国土事情があります。
アメリカの人口は日本の約2倍ですが、国土は10倍近くあります。日本はそれだけ人がひしめき合って暮らしているのです。
またアメリカは訴訟大国です。
事故が起きれば救急隊員より先に弁護士がやってきて、自分を雇えば裁判で勝たせてやると言う、
というジョーク(半ば本当らしいです)があるそうです。
つまり騒音や事故などによる訴訟の国家損失は、日本のそれを遥かに上回る可能性があるということになります。
日本の場合、裁判で勝てなくても弁護士は報酬を取るので(アメリカは成功報酬)、高くつく可能性が高いというのも現状です。
最後に「日本人が差別されている」という部分も挙げておかなければならないでしょう。
「日米地位協定」というものが日本とアメリカの間に結ばれていることは御存知でしょうが、
その実態はほとんどの方が御存知ないのではないでしょうか。
あれは言葉のまま、「アメリカと日本は上下の地位の関係にある」ということを取り決めてあるのです。
無論アメリカの方が上。
だからこそ、墜落したオスプレイのパイロットに対し日本は感謝しなければならない、
という屁理屈が米軍沖縄司令官の口から出てくるのです。
オスプレイがアメリカの宅地の上は飛ばないのに日本の宅地の上は平気で飛ぶのもそういう理由です。
確かにパイロットは余計な被害を出さないよう尽力はしたでしょうが、
それは軍人たる職務上至極当然のことであって、感謝すべき謂れのあるものではありません。
ではどうすればいいか。
答えは至極簡単で、アメリカ軍はアメリカで訓練し機体の扱いに習熟したパイロットだけを外地に派遣すればいいのです。
そんな悠長なことを言っている暇はない、という意見はあるでしょうが、
機体の扱いに習熟していないパイロットはこれまで通り、C130輸送機を扱えばいいのです。
飛行機は離陸・着陸の際ほぼ無防備になります。
その瞬間を地対空ミサイルやスティンガーなどで狙われたらひとたまりもありません。
オスプレイはその危険性を減らすことのできる代物ですが、
それ自体がウィドウメーカー(寡婦製造機)になってしまっては本末転倒です。
だからこそパイロットは操縦の習熟のため訓練にいそしむのですが。
少なくとも上記の提案通りにしていただいた方が事故率は下がると思うのですがどうでしょう。
上記の内容は沖縄県翁長知事宛にも送信しています。