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マッキー

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月刊三橋

2021-05-17

国民経済というか「経済」には、
絶対に否定できない原則があります。

例えば、「クラウディングアウト」
「マンデル・フレミング・モデル」
「セイの法則」「トリクルダウン理論」
「貨幣数量説」といった「通説」は、
全て、もう一度書きますが
「全て」現実によって否定されています。

逆に、否定できない原則。
大きく五つありますので、三橋は
「国民経済の五原則」と呼んでいますが、

◆国民経済において、最も重要なのは
「需要を満たす供給能力」である。

◆国民経済において、お金は使っても消えない。
誰かの支出は、誰かの所得である。

◆国民経済において、誰かの
金融資産は必ず誰かの金融負債である。

◆国民経済において、誰かの
黒字は必ず誰かの赤字である。

◆現代世界において、国家が発行する
貨幣の裏づけは「供給能力」である。


上記は、地球上で生きている限り、
絶対に誰にも否定することができません。

しかも、説明されれば、誰でも
「あ、それはそうだな」と納得します。
この基本五原則が人々の頭の中から消滅し、
上記の出鱈目な「経済学の通説」が蔓延し、
ひたすら経済政策の間違いを
続けてきたというのが、我が国の
過去二十五年間の歴史です。

特に、「ビジネス」の利益を追求するはずの
経済同友会といった経済団体までもが、
緊縮財政や消費税を推進しているわけですから、
滑稽の極みです。

いや、緊縮財政や消費増税は、
人々の「支出」を減らす。
誰かがお金を使うのをやめると、
「あんたの所得」も減るでしょうが!

消費税という消費に対する罰金を
増やせば、国民の所得が減る。
すると、経済同友会に属する
企業の売上、利益は減る。

政府が財政赤字を縮小すると、国民の黒字が減る
(実際に100%減ります)。

政府が純負債(債務超過)を減らせば、
我々の純資産(つまりは「財産」)が減る。

政府の国債発行は、
自国通貨建て国債である限り、
単なる「貨幣発行」である。
中世欧州で、国王が
(金や銀の含有率とは無関係に)硬貨を
鋳造し、支払っているのと何の変りもない。

そして、政府の貨幣発行は、
供給能力が十分で、インフレ率が限度を
超えて上昇しない限りにおいて、
「無限」に可能である。

これが「事実」であるにもかかわらず、
政府の支出抑制や増税により
「自分の所得が減る」経済団体までもが、
緊縮財政を推進している。
何とかしましょう。

少なくとも、「間違った主張」を国民に
浸透させるよりは、「正しい主張」を
広める方が容易であり、楽であり、
かつ速いと信じています。
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